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未経験者向けのTIPS

未経験からインフラエンジニアを目指すにあたり、ぜひ知っておいてほしい情報を紹介します。インフラエンジニアに限らず、ITエンジニアは専門技術職ですから積み重ねによるスキルが人材価値の形成に繋がります。インフラエンジニアは特にその傾向が強い職種だと思っておいた方が良いでしょう。机上の知識だけでは通用しないことも多く、現場経験・実務経験が財産となって蓄積されるのです。未経験でインフラエンジニアの仕事を始める場合、最初は運用監視などの下流工程や雑務がメインになるかもしれませんが、そこからどれだけ多くのことを吸収するかがポイントです。
24時間365日監視の「運用」 |
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![]() ITインフラは、構築が完了したからといって仕事が終わるわけではありません。システムが稼働してからの方がむしろ仕事が増えることもあります。ITインフラは、24時間365日稼働することが前提になります。そのため、休みなく監視しなくてはならないのです。このようにインフラエンジニアは、構築後のシステム運用に関しても関与するのですが、具体的には、「障害対応」「キャパシティ管理」「インフラ要因ではない原因の切り分け」がメインの仕事になります。 |
社会的貢献度が高い |
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![]() 情報化社会となった現代においてITインフラが常に稼働し続けることは必要不可欠なものとなりました。もしもインターネットが止まってしまったら、どれだけの人が困り、どれだけのサービスが停止してしまうでしょうか。病院や交通機関などのシステムが停止してしまった場合、重大なトラブルとなり被害の大きさは想像もできないものになるでしょう。このように、現代のネット社会を影で支えているのがインフラエンジニアの仕事なのです。社会への貢献度は計り知れないものがあります。 |
積み重ねが活きるキャリアパス |
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![]() インフラエンジニアは、サーバやネットワークなど専門性の高い作業をします。同じIT業界でもなり手が少なく希少な存在です。そのため、キャリアパスがしっかりしており、進む道がわかりやすい特徴があります。さらには、コアな技術を扱うことから上級プログラマやシステムエンジニア、ITコンサルタントやITアーキテクトなど幅広い進路が期待できます。若いころからインフラエンジニアの経験を積んでおけば将来に困ることは無いと言っても過言ではありません。 |