まずは仕事内容をチェック!

まずは仕事内容をチェック!

インフラエンジニアの仕事内容を上流工程から順にわかりやすく解説します。プロジェクトの初期段階ではシステム全体の土台となるITインフラの仕様設計を行います。ベストな提案をするためには高いヒアリング力とコミュニケーションスキルが必要不可欠です。そして全体仕様が確定するとITインフラの構築作業が入ります。現場へ機器を運搬して物理的な組み立てや設置をしたり、システムサーバの構築などを行います。システム納品後は正常稼働を維持する「運用」もインフラエンジニアの仕事です。

仕様を整理する「設計」

仕様を整理する「設計」

企業で運用していくだけのコンピュータシステムを構築していくには、専門の知識と技術を持ったインフラエンジニアの力が必要です。インフラエンジニアは、高い専門性はもちろん様々な方面の業者や顧客との綿密なコミュニケーションが円滑に行える能力も求められる大変な半面でやりがいの大きい仕事でもあります。では、実際にインフラエンジニアの仕事というのはどのようなものなのでしょうか。その基礎となる部分について考えてみましょう。

基盤を作り上げる「構築」

基盤を作り上げる「構築」

インフラ構築の業務は、クライアントのニーズに合った機器とソフトウェアを調達し、現地への運搬、組み立て、接続、OSやソフトウェアのインストール、動作チェック・負荷チェックと多岐にわたります。ネットワークやサーバに関する豊富な知識、大人数の現場作業での管理能力、意外なところでは運搬に伴う体力も必要となります。サーバ構築を行う場合には、ダウンに強い「安定性」と攻撃に対して強固な防御ができる「セキュリティ」の2点が重要です。

24時間365日監視の「運用」

24時間365日監視の「運用」

インフラエンジニアの仕事は規模が大きく、技術とコミュニケーションスキルが重要です。技術には、企画力・管理能力・分析力が必要となります。構築を終えたシステムは運用され、問題がないか管理しなければなりません。障害があれば原因分析と対応を行い、想定外のアクセス数やデータ量であれば調整を行います。このようなケースはいつ発生するかわかりません。迅速な対応に繋げるためにもシステム全体を把握しておくことが求められます。大変な仕事であるがゆえにやりがいのある仕事です。